みなさんこんにちは。LISAです。
先週、始めてnoteを発行してみました。
アパレルマネタイズのnoteなのですが、このアパレルマネタイズ、本当にちょっとした出会いから始めてみたものでした。
今回はそのきっかけについて書いていきますね。
もくじ
きっかけは1冊の本
遡ること、今から約15年前。
子供がまだ赤ちゃんのときです。
私はそれまで勤めていた内勤事務の仕事を退職して、育児に専念していました。
けれど、元夫からは1円も生活費はいただけず。
家賃や水道光熱費などは元夫の収入からでていたのだから、それで良いようにも思うかもしれません。
けれど、私は無職なのに、それまでに貯めた貯金から、家族の食費と子供の衣類や日用品などの雑費を出していました。
通帳を預けるから。
そう口では言うものの、実際には渡されることのないまま、退職して半年経過し、減っていく預金額に背筋が寒くなり、再就職活動をはじめました。
そして、子供が1歳になる直前から、再び働きに出たのです。
ですが、入ってくる分、出ていってしまうありさま。
営業の仕事でしたので、もっと頑張らないとなぁと思っていたときに、ある本に出会ったのです。
書籍名はもう忘れてしまったのですが、A4版のワークブックのようなものでした。
いわゆる、自己啓発ノート的なものですね。
それに、1年後、3年後、5年後、10年後、どうなっていたいか。
何をしたらいいのか。
といったことが書き込めるようになっていました。
私はすぐに、その時の将来の夢をたくさん書き込んだのです。
自分のお店を持ちたい
とか、そんな内容だったと思います。
そのために、何をしたらいいか。
当時はまだ、今ほどインターネットが普及していなかったので、ネットで検索!という技が使えませんでしたので、
「本を読む」
と迷わず書いていました。
その時の私には、今以上に、たくさんの本を購入する余裕などありませんでした。
そこで、仕事の合間に図書館へ通うようになったのです。
さらに「副業」の本と出会う
まずは自己啓発系の本や、営業に関する本をたくさん借りて読みました。
営業系の本では、和田裕美さんや、朝倉千恵子さんの本を中心に読んでいました。果てはクレーム対応の本まで。
そんな中で出会ったのが、「副業」の本でした。
正確には、ネットオークションで稼ぐ、というもの。
当時の私にはネットオークションは未知の世界。
子供が生まれた年に、始めて普及し始めていたカラー写真の撮れるガラケーに変えたばかりでした。
携帯にカメラが付いたおかげで、写真をとってネット上にアップする作業のハードルは格段に低くなっていました。
ヤフオク、楽天オークション、モバオクの出品の仕方の本をいくつか借りて読み、出品の仕方はうすぼんやりとわかりましたが、実際にやってみないことには絵に描いた餅です。
ガラケーでネットオークションを始めてみた
オークションの本にたどり着いた頃にはカメラ付きガラケーも2台目になっていました。
今のものに比べれば解像度は劣りますが、撮影可能サイズが最初のものに比べて大きくなり、画素数も少し増えていました。
そんな私の携帯に、偶然現在はサービス終了をしてしまった楽天オークションのアプリが入っていたのです。
そこで、ものは試しと、独身時代に使っていた、キタムラのキーケースを中古品として1円スタートで出品してみたのです。
新品で購入したときは5,000円くらいでしたでしょうか。
本皮のシンプルなもの。
出品期間は1週間。
程なく、入札が入りました。
けれど、出品終了の前日になっても、まだ31円くらいにしかなっておらず、500円くらいになったらいいなぁと期待していた私は
「世の中そんなに甘くないよなぁ」
としみじみしていたのをよく覚えています。
ところが。
最終日の終了30分くらい前から入札が続き、最終的に、1200円程で落札されたのです。
初オークションだったので、とても良く覚えています。
そして、翌日、仕事の合間に郵便局から発送したのでした。
ありとあらゆる不用品を出品する
初めてのオークション出品は期待以上のお値段でお取引きを終えることができました。
次に、私は購入したけれど色が合わなかったアイシャドウやら、デザインが気に入って購入したけれど、足に合わなくて履いていなかった靴などを次々と出品していきました。
リーマンショック以前だったこともあり、こんなものでも売れるのか? というものもかなり売れました。
カーディーラーや生命保険、家電量販店のノベルティ、化粧品の試供品、どんどん成長していく子供の古着、自分が独身の頃に着ていた衣装のような可愛らしいデザインの古着。
それらが少しでも良いお値段がつくようにと、次第に、写真撮影を工夫するようになっていきました。
少しでも良いお値段がつくためには、少しでも見栄えよく写るようにと、ガラケーを構える向きを変えてみたり、光の当たり具合のいい場所を探したり。
また、生活感ありありの写真にならないように、簡易撮影スペースを作るための布を買ってきました。
そうした工夫をしつつ、家族が寝静まった後に、一人で黙々と写真を撮っては出品。を繰り返したのです。
中には1円で終わってしまうものもありましたが、この時点では自宅で眠っていた使わないものばかりを出していたので問題なしです。
やがて、自宅内の不用品はなくなりました。
今でも、お洋服の8割は古着屋さんで購入していますが、着てみたいけど、似合わなかったらオークションに出せばOKという感覚で着道楽を決め込んでいるので、「いくつ服を持ってるの?」とよく聞かれます。
ただ、リーマンショック以降、前ほど売れなくなりましたし、オークションよりもフリマに転向しているせいもあって、10年程前のようには売れなくなっています。
もし、挑戦してみたいという方は、リスクを最小限に抑えるため、手持ちの不用品から始めてくださいね。
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