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節約はツライ? 節約を楽しむには

こんにちは♪ LISAです。

「働けど働けどなおわが暮らし楽にならざり、ぢっと手を見る」

石川啄木の有名な歌があります。

企業の終身雇用は崩壊し、ベースアップも見込めない。おまけに年金受給開始年齢が70まで引き上げも検討。

それなのに、消費税は10%に引き上げ。預貯金の金利は低いまま。

今の社会で生きていくためには、節約しなくちゃ!

けれど、節約と言うと、ツライ、生活苦、ケチといったイメージがあるのも否めませんよね。

ということで、今回は節約について書いていきます。

何のために節約?

突然ですが、節約って何のためにするのでしょうか。

そもそもの収入が低く、支出を抑えたい

新卒の平均年収は200から250万円といいます。

実はこれ、母子家庭の母親自身の年収とほぼ同じくらいです。

ただし、これはあくまでも平均です。

子供の都合で短時間の勤務や休みを調整しやすいようにパートタイムでの就労を選ぶ場合もあるでしょう。

そうすれば、余程十分な養育費をもらっていない限り、諸手当を含めても平均よりももっと少ない収入での生活になります。

実家へ戻っての暮らしならば貯金もできるでしょう。

さまざまな事情で実家へ戻れない、戻らない選択をすれば、貯金はなかなか難しいのが現実。

増えないとなれば、必然的に出るものを抑える。

将来の子供の教育費のため

子供の教育費は平均して1000万円は掛かると言います

これは、あくまでも学費だけ。

もしも、子供が遠方の大学へ進学し下宿することになれば、生活費は2倍。

更に、子供が複数いれば、掛ける人数で費用が掛かります。

一朝一夕で用意できる金額ではありません。

子供が生まれてからと言わず、子供を持とうと思った時から貯金を始めても早すぎではないと言えますね。

一人親家庭になると免除になるものもありますが、全てが対象ではありません。

自分の老後の資金確保のため

夫婦で60歳からの20年間で2500から3000万円は必要と言われている老後の生活費。バツイチシングルのままで過ごすなら、もう少し少ないかもしれません。

ですが、お金が掛かることには間違いありませんし、まして、自分1人の収入に全てが掛かっているのです。

おまけにこれからの世代は年金の受給年齢が70歳以上、企業も高齢者の雇用の努力をするようにという流れになってきています。

いつまでも若い時のように健康でバリバリ働ければよいのですが、そういうわけにはいきませんし、一生、働きづめで、死ぬまで余暇とは無縁の生活は淋しいですよね。

マイホームを購入するため

バツイチシングルでも、マイホームを購入される方はいらっしゃいます。

そこで、新築を購入するのか、中古を購入するのか。

建売を購入するのか、設計にこだわった家を建てるのか。

土地付きで購入するのか。

都心か郊外か。

お金を掛けようと思えば際限なく掛かってしまいますが、これらの前提だけでも金額が随分と変わってきてしまいます。

月々の返済額を減らすために、少しでも頭金を貯めたい! と思うものですよね。

マイホームの購入はしない選択をしても、住むところは必要です。賃貸は家賃がかかりますね。

いずれにしても、住むところに掛かる費用は一生避けて通れません。

節約をしたい理由としては、以上のようなものが大半を占めているのではないでしょうか。

節約の方法

さて、節約するとひと口に言っても方法は色々ありますよね。

・根本的にお金を使わない

・安いお店、タイムセールで買い物をする

・割引やクーポンを利用する

・無料サービスを活用する

思いつくところはこんなところでしょうか。

では、それぞれ、細かく確認してみたいと思います。

根本的にお金を使わない

なんといっても、最終的にはこれに尽きるのでしょうが限界があります。

欲しいものと必要なものを混同して、何が何でもお金を使わないようにしてしまうと、日常生活も不便になり、たちまち気が滅入って精神的にもよくありません。

必要なものさえ買わないようにするのは至難の業です。

必要なものと量は、家族構成や職業によって変わってきます。

大人ばかりの家庭でも、トイレットペーパーや歯ブラシなどの日用品は最低限必要です。

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭なら、おむつやミルクは必要です。学生のお子さんがいらっしゃるご家庭なら、学用品が必要。

まずは、自分の生活に欠くことのできないものの棚卸してみましょうね。

安いお店、タイムセールで買い物をする

スーパーの特売日もA店は月・火、B店は火・水、C店は月・木などと把握しておくのは、みなさん既に実践していらっしゃるかと思います。

同じ商品でも、購入するお店によって値段が違ってきますよね。

日頃から底値をチェックしておけば、いざというときにどこで購入すれば安く買えるか、すぐに思い浮かべられます。

これらを組み合わせて買い物に行く店舗を決めれば、更に節約できますね。

ただし、気を付けたいのは買い過ぎ。

いくら安く購入できても、これでは意味がありません。

それと、車で移動がメインの地域にお住まいの方は、安い店舗をハシゴするあまり、ガソリンを無駄に消費してしまうなんていう落とし穴もあります。

十円得するために遠くの店舗へ行って、ガソリンを1L消費してしまっては、結果的には百数十円の損失になります。

それなら、十円高い近所のスーパーで購入した方が出費が少なくて済みますよね。

目先のお得感に翻弄されないようにしたいものです。

割引やクーポンを利用する

お店で買い物をした時に渡されるものを始め、無料配布されているタウン誌についているもの、スマホのアプリ、LINEの友達登録、メルマガなど、さまざまな方法で手に入れられるクーポンや割引券は是非、活用したいですよね。

ただし、それらを使わないと損! という強迫観念から、余分に出費をしてしまっていては本末転倒です。

本当に必要なものを必要なだけ購入するときに活用してこそ、クーポンや割引券の利用が節約に繋がります。

それから、肝心な時に家に置いてきてしまった! とか、有効期限が切れていた! というのも避けたいものです。

ご利用は計画的に、ですね。

無料サービスを活用する

世の中には探すと結構たくさん無料で利用できるものがあります。

その最たるものは図書館。

本を買う費用を捻出するのは無理でも、勉強しないといけないとか、読書が趣味という方もいるでしょう。

ただ、必ずしも読んでみたい本が置いてあるとは限らないのが難点。

それでも、買ってはみたものの、期待したような内容でなかった場合、書籍代は掛かるし、保管スペースも必要になります。

まずは図書館で借りてみて、どうしても手元に残しておきたい本だけ購入するのも、書籍代を抑えられて節約になりますね。

こういった公営、民営のサービスは是非、有効活用したいですね。

支出を見直しする

意外と盲点です。

特に固定費の見直しは年間にすると結構な差になります。

例えば、新聞の購読をやめてネットの新聞社の無料版を見る。SNSを活用する。ポータルサイトを活用する。など、代替利用に切り替えるだけでも違います。

他には、生命保険の減額。保障額を下げたり、あったらいいかな? くらいの特約は解約したり。結果、数百円単位しか変わらなかったとしても、年間にすると千円以上の節約にはなっている筈です。

目先の少額のみで判断せずに、1年単位でみていくのが大切です。

ちりも積もればなんとやらっていいますよね。

節約はツライもの?

節約と言うと、なんだか爪に火を灯すような切り詰めた生活を想像してしまうのではないでしょうか。

けれど、本当はもっと単純に目的を明確にし、自分と家族にとって本当に必要なものを厳選していけば、それだけでも明るい気持ちで実践していけそうですよね。

むやみやたらに、突然財布の紐をぐっと締め付けるのでは長続きしませんし、リバウンドもしてしまいかねません。

長く続けてこその節約であることを忘れないようにしたいですね。

まとめ

ここまでの内容でも書いたとおり、節約と言うとネガティブなイメージもあります。

視点を変えて、ちょっとした知恵とコツで、楽しいものにできると再確認していただけたのではないでしょうか。

楽しみながら節約をして、気付いたら貯金が増えていた!

貯まったお金で念願を叶える瞬間は幸せなものになるでしょう。

そうした成功体験を積み重ねていけば、また、節約をして貯金をしたいと思える筈です。

そんな生活を送りたいですね♡

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